気功の習得目的は主に病気を予防し、身体を健康にして寿命を延ばすということにありますが、気功師になって、内気を外へ放射して、他人の病を治すことを目指す場合もあります。その場合、他人に対して内気外放で難病を治したという優れた実績もあります。そのため気功師になるための気功として注目されています。
一指禅功の発祥は中国福建省南少林寺で、内外不出の秘法とされた仏家の軟気功、即ち医療気功でした。(少林内顎一指禅。)
1960年代の初め、けつ阿水氏によりその一部が公開され、1981年6月に上海市場浦区工人体育場で、公開伝授されました。
一指禅功の特徴は、馬歩站功(ばほたんとうこう)を基礎としており、上虚不実の姿勢を保ち、立禅として紹介されることもあります。
次にはん指法がキーポイントでもある手の指と足の指を下へおさえたり上に持ち上げたりすると、関係している経絡の気の流れを変えることができ、それを応用している。その働きは
1 経絡の気を活発にすること。
2 気血の運行を促進すること。
3 臓器の生理機能を調整すること。
があげられます。
四大特徴の第一は「外気内収」。大自然の酸素を自分の気つないで体内に運行させ、真気を体内に貯存し、体内の不必要な邪気を体外に排出することです。
第二は「内気外放」。外気を内収し、体内で変化した人体に必要な物質エネルギーを活性化させて内外交流を活発にし、練功者は自分自身の自然治癒力が高まる。
第三は「母需意守」気を意識せず、気を誘導せず体のどこにも保留しないことであります。
第四は「循環如常」。真気が体内で自然の規律循環に従って運行することであります。
その他の特性として、学び易く習練もしやすく、得気が早く、気感が強いこと。功法による効果が高く安全で、偏差が出ないこと。初級修練者は、元気を増進でき、身体素質を高め、慢性病の予防と、
既に慢性病に罹患している者は健康回復ができること。即ち、医療効果が顕著であり、気を修得するのに短時間で、功力の強い方法であるといえる。
中級・上級修練者は、内気を強化することができ、100%の者が内気外発及び気の調節と応用ができるようになる。
又、上級段階では、天地の精気と人体の精力、気力、精神力が治って所まで到達する。
動指法を投資て知恵を開発し、大脳細胞の衰弱を防止し、潜在能力が開発される。
功法は内容が一課程だけではなく、豊富で浅いところから深いところへ、易しい段階から難しい段階へ、非常に面白く、引きつけていきます。
場所的な条件、時間的な制約を受けず、何時でも何処でも練習でき、安全で副作用がでないとこなどが挙げられます。
中医学と一指禅功の功理と100以上の功法及び内気応用などを学びます。
例えば内気応用の基本的手法や八大手法、気のボリュームの調節の仕方、"熱"気と"涼"気の調節法などです。
投稿者 服部 : 2005年07月27日
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